入れ歯が合わない方

入れ歯が合わないのはなぜ?

こんなお悩みはありませんか?
 
  • 上の入れ歯が落ちてくる
  • 下の入れ歯が浮いてくる
  • 噛むとガタガタする
  • 食べこぼしをしてしまう
  • 食事に時間がかかる

入れ歯が合わなくなる理由

入れ歯が合わなくなる理由

入れ歯はどこで作っても同じでしょうか?型取りをして、技工士がその通りに作ればぴったりあうのでしょうか? いえいえ、それは違います。入れ歯はただ作ってお口に入れる、というだけでは、どうしてもしっくりこないのです。入れ歯を作ってから、使い心地が悪く、入れていない方も少なくありません。

たとえば、新しい靴をお求めになったとき、しばらくは靴に慣れない、合わないという感覚がありますよね。それでも、何回か履くことでだんだんなじんできます。入れ歯もそれと同じで、ある程度フィットした入れ歯をお作りしても、初めのうちは多少の違和感はあるものです。しかし、細かいところまで丁寧に作っている入れ歯であれば、すぐに馴染んで快適に使えるはずです。

つまり、入れ歯が合わない理由の一つは、作ってからあまり使用していないからです。外出するときだけ、見た目が気になるときだけ使うという方も少なくありません。きちんと作られた入れ歯でも、お口に馴染んでいない場合があります。

また、使っていくうちに、だんだん合わなくなることもよくあります。入れ歯を支えている歯茎は、何度も咀嚼することで、形が変わってくることがあります。入れ歯を長く使用していると、特に下の歯茎(土手)が減ってくることも多いです。それに合わせて入れ歯の調整をしていないと、歯茎と入れ歯がずれてしまうのです。

入れ歯が合わないと、食べにくいのはもちろん、人前で食事をしているときにずれてしまったり、食べこぼしの原因になったりしてしまいます。また、食べるときだけでなく、発音も悪くなってしまい、「人と話がしたくない」と落ち込んでしまう人もいます。

入れ歯が合わないときの対処法

入れ歯が合わないときの対処法

入れ歯に関しては、同じ歯科医でも得意な人とそうでない人がいますので、「入れ歯に関して専門的に診療している」という歯科を選ぶことが大切です。当院では、入れ歯が合わないとお困りの患者さんに対して、何が原因なのかをしっかり精査してから対処法を考えます。

初回は、応急処置として現状よりも噛めるように調整します。軽度の不具合であれば、1回でフィットすることもあります。

お口の中の状態が変化しているために合わなくなっている場合は、下の歯茎(土手)が減っていないか、歯周病が発生していないか、残っている歯に負担がかかっていないかなどを確認し、必要であれば治療をしてから、フィットするように調整します。合わない入れ歯をがまんして使い続けている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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