入れ歯は何のために入れるのでしょうか?歯を失った方でも、できるだけ自分の歯に近い入れ歯を用いて、美味しく楽しく食事をとるためです。しっかり噛んで、生きる栄養にするためです。なのに、噛めない入れ歯に悩む方がいる。そんな人を一人でも減らすために、入れ歯職人の私は日々精進しています。
私は地域の「お口のホームドクター」として、子どもからご高齢の方まで幅広く診療していますが、高齢化が進む現在、入れ歯のニーズが年々増しており、多数の症例を経験しております。
特に、すでに入れ歯をお使いの患者さんから、不具合の相談を受けることが多くなってきています。当院の方針としては、できるだけ今の入れ歯を調整、修理、メンテナンスをしながら、長く快適に使っていただけるようにすることをポリシーとして、診療を行っています。
もちろん、新しい入れ歯をお作りすることもできます。入れ歯には、総入れ歯に部分入れ歯、材料も保険診療から保険外の自費診療のものなど、さまざまな方法があります。どの方法を選択するか、ということは患者さんのお口の状態、ご希望、ライフスタイルによって異なりますので、さまざまな治療法を組み合わせて、ご要望に添えるようにいたします。
こうした視点を持たず、ただ漫然と型取りをしてお口に入れるだけでは、入れ歯が合わない、噛めない、痛い、という問題が発生してしまうのです。患者さん一人ひとりに合った入れ歯を作ることが、私の方針です。
「噛めない入れ歯」から「噛める入れ歯」へ。患者さんの「食事が楽しくなりました」「食欲が出てきて健康になりました」「発音が良くなったので話しをすることがおっくうでなくなりました」という喜びのお声をいただくことを励みしています。
この地域の方々に歯科治療で貢献するべく、心を込めた入れ歯治療を行います。入れ歯のことなら、何でもお気軽にご相談ください。